仏壇の種類についてのページです

お仏壇選びの参考に!

お客様に最適なお仏壇は?

最近のお仏壇と言えば、随分とお洒落で現代風になったものが数多く市場に出回っております。
もちろん金仏壇や唐木仏壇もこれまで通りございますが、やはり今風のコンパクトなお仏壇に人気が集中しているのが現状です。

ではなぜ?今風のお仏壇が売れてしまうのか?
もちろんデザイン的な要素は大きいですが、現代の住宅事情が大きくかかわっていると思われます。
昨今の住宅では、大前提として「仏間がない」所がほとんどではないでしょうか?
ほとんどの方は、仏間がなければ金仏壇や唐木仏壇を置く事に抵抗があると思います。
また、和風の家より洋風の家が圧倒的に多く、置いた時に違和感のないお洒落なお仏壇が好まれるのも仕方ありません。
その様な理由で、コンパクトでお洒落なお仏壇へに人気が集中していると思われます。

「じゃぁ自分はいったいどの仏壇を選べばいいの?」
こちらのページでは、いくつかのお仏壇の種類について解説しております。
お客様のライフスタイルに合った、最適なお仏壇選びの参考にご利用くださいませ。

金仏壇

【金仏壇】

皆さんが「仏壇」といって、真っ先に連想するのがこの金仏壇ではないでしょうか?

この金仏壇というのは、全体に黒の漆塗りが施され、内部に金箔が張ってある仏壇で、塗り仏壇とも呼ばれています。木地・宮殿・彫刻・塗り・金具・金箔・蒔絵といった7つの仕事から成っています。

木地

仏壇の材料とする木材(桧、欅、ヒバ、杉、松)などを使用し、分解できるよう臍組みでお仏壇の形に形成した物をいいます。

宮殿

本尊を祀る部分と脇持を祀る両脇の三間で構成し、屋根と柱で構成した御寺院を忠実に模したもので、大谷派(東)・本願寺派(西)・浄土宗などの宗派に合せた形の本尊と脇侍を祀る宮のことをいいます。

彫刻

お仏壇の彫刻には花鳥・天人・羅漢・龍・雲鶴など仏教に関わる図柄を彫刻することが多く、粘り気のある松材で彫刻をする事が一般的です。高級品には木目の美しい欅材を使用することもあります。

塗り

金仏壇には伝統的に漆が使われてきましたが、近年ではシューや化学塗料が多く使われております。木目を活かした透き塗りや梨肌のような梨地塗りなど黒塗り以外にも技法を凝らした塗りも多く使われております。

金具

銅や真鍮(しんちゅう)などの板に図柄を描き映し、鏨(たがね)、を使用し柄を付けていきます。近年ではプレス金具(型押し金具)や電鋳金具(電気鋳造金具)が多く使われております。表面には金メッキを施します。

金箔

本金を薄く延ばしたものを1枚1枚丁寧に貼り合わせていきます。金箔には純度があり、五毛色(純度98.912%)1号色(純度97.666%)2号色(純度96.721%)3号色(純度95.795%)4号色(純度94.438%)で純度が高いほど黄金色になります。 

蒔絵

塗り板に図柄を描き映し、金、銀などの金属粉や色粉を蒔いて、表面に付着させ固める技法です。平蒔絵・高蒔絵・研ぎ出し蒔絵などの種類がございます。

芸術的な彫刻や蒔絵、高級感が漂う金箔や塗りなどが施され、金仏壇=高価なイメージを持たれている方も少なくはないでしょう。
また、宗派による細工の違いに加え、産地によってもそれぞれ違いがあります。

金仏壇の製作は、工部七職の技法(木地・宮殿・彫刻・塗り・金具・金箔・蒔絵)により各工程の職人がそれぞれの部分を担当して製作します。
各工程では職人一人一人が責任を持ち、自らが習得した伝統技法を妥協する事なく出し切る事で、次の工程へ最高の状態で送り出します。
その様な工程で仕上げられた金仏壇は、職人の物造りに対する姿勢と、古くから伝えられてきた伝統技法の結集です。

近年では海外製や量産品が多く出回っており、圧縮材(MDF)などを使用して製作した金仏壇が多く製造されるようになりました。
しかし、長く使っていただく為に耐久性を考えると、大切なのは木地の素材です。
工匠館では桧材や欅材など良質の国産材を使用し、末永くお使い頂けるお仏壇造りに努めております。
サイズのオーダーやお客様のご希望に合わせた仕様の別注仏壇の製作もお任せ下さい。

唐木仏壇

【唐木仏壇】

唐木(からき)とは、中国が「唐」と呼ばれていたころ、唐から輸入された東南アジア産の銘木のことで、黒檀と紫檀が昔から唐木仏壇と呼ばれていたことから唐木仏壇と名づけられたようです。
現在では黒檀・紫檀の唐木材に加え、欅・栗・栃などの銘木材を使用して製作したお仏壇も含め唐木仏壇と分類されています。

一般的には戦後から普及しはじめ、金箔を使用していない事から禅宗用仏壇と言われておりますが、近年では大谷派(東)や本願寺派(西)用のお仏壇として使われることも多くなってきました。
木目を印刷したプリント仏壇も数多く出回っており、海外生産品に多く見られます。
木目印刷のお仏壇は早く色あせが出てしまいますが、店頭に並んでいる際にはお客様が見ても分かりづらい為、黒檀調・欅調などと表記するように義務化されていますが、ご購入の際には店舗にて確認して頂く事をお勧めします。

工匠館では希少価値が高く木目の美しい本黒檀(スラウェシ黒檀)や、ダイナミックで味わい深い木目の本栗材で製作した国産仏壇に力を入れております。

黒檀

インドネシアが主な原産地のカキノキ科で、材質は固く、水に沈むほど緻密で耐久性に優れています。重厚感があり美しい木目が特徴で木のダイヤモンドと称されるほど高級材です。

紫檀

タイ・ラオス・ベトナムなどが主な原産地のマメ科で、暗赤紫色の鮮やかな色をしており材質は堅く耐久性に優れています。正倉院御物の唐木細工のなかではもっとも多く見られた高級材です。

本州・四国・九州が原産地のニレ科で、日本の広葉樹の代表格ともいわれる木材です。木目も美しく耐久性に優れており、社寺建築にも使われる高級材です。

北海道西南部から本州・四国・九州が原産地のブナ科で、ダイナミックな木目が魅力で、防腐効果のあるタンニンを含んでおり、住宅の柱や土台にも使用さている堅く丈夫な高級材です。

北海道南部や東北地方が主な原産地のトチノキ科で、材面には絹のような光沢があり板目面に縮み杢(さざ波模様)が現れることがある木目の美しい高級材です。

コンパクト仏壇

【コンパクト仏壇】

お仏壇のデザインを、お部屋のコーディネートと合わせて楽しむ!といった、これまでにないスタイルが、新しいお仏壇のスタイルとして確立されております。
このコンパクト仏壇、おしゃれなデザインはもちろんですが、なんといっても一番の特徴は、そのコンパクトなサイズにあります。
リビングボードや、チェストの上などに違和感なく設置できるので、とにかく場所に困らないといった事から、近年非常に需要が増えております。

また、大きなお仏壇からの買い替えの方の為に、今までお使いの大きめの御本尊が設置できるよう内部の棚が取り外し可能なタイプも多く、コンパクトサイズながら内部を広くお飾りする事が可能です。
コンパクト仏壇専用の下台もあり、お部屋の雰囲気や家具にあわせてお好みでお選びいただけるのも人気の理由です。

略式のお仏壇ですので、宗派を問わずお仏具もお好みに合わせた物をシンプルにお飾りします。

モダン仏壇

【モダン仏壇】

近年の住宅事情として、昔ながらの和室があるお宅が減少し、新築されるそのほとんどが洋室のみといった風潮になっています。
そんな住宅事情を踏まえ、リビングなどの洋室に合うよう、シンプルでおしゃれにデザインされたのが、モダン仏壇です。
モダン仏壇は、家具調仏壇、インテリア仏壇、新型仏壇、都市型仏壇とも呼ばれています。
これまでの伝統的様式から彫刻や宮殿を排除し、インテリア性を重視したすっきりしたデザインが特徴で、天井にご本尊を照らすダウンライトが付いているものが多いです。
近年、こういったタイプの仏壇の需要が、非常に高まっております。

「仏壇を用意したいけど、うちは洋室しかないし・・・」などと心配されているかたには是非ともお勧めの仏壇です。
モダン仏壇は主に、ウォールナット材や桜材・タモ・ナラ材などで作られている為、お部屋の雰囲気や家具にあわせ、サイズ・デザイン・色合いをそれぞれお好みでお選びいただけます。
表面材の使用工法には、無垢、厚板貼り、薄板貼り、木目調プリント、着色仕上げなどの工法があり、貼ってある木材の種類や木材の使用量により価格が変更します。

こちらも略式のお仏壇ですので、宗派を問わずお仏具もお好みに合わせた物をシンプルにお飾りします。

takumiシリーズ

【takumiシリーズ】

自然素材である無垢材や天然漆・オイルを使用し製作することで温もりを感じていただけるお仏壇です。
デザインは現代の暮らしにあわせ直線を基調としたモダンデザインにこだわりながら、先人から受け継がれてきた昔ながらの伝統技法を活かし、次世代に渡り分解・修復しお使い頂けるよう1基1基想いを込めて製作しております。

桧・欅・神代杉・桜など木の特性を見極め無垢材だからできる、工匠館の匠たちが製作する「Takumiシリーズ」。
シンプルでありながら、手を合わせた時、お仏壇本来の役目である心の拠り所と落ち着きを感じていただけます。

製作のきっかけとなったのは、本来お仏壇は昔から末永くお使い頂けるよう無垢材を使い製作しておりました。
しかし近年の住宅に合うモダンなデザインのお仏壇で総無垢材で製作したお仏壇が業界にはほぼなく、自社工房で設計し製作をはじめ販売を開始しました。
2008年と2010年には業界団体で「こんな仏壇あったらいいなコンテスト」が開催され、全国各地の仏壇製造メーカーが参加しました。
弊社は2008年「仏壇文化研究所賞」2010年には「全国中小企業団体中央会.会長賞」を戴きました。
現在ではホームページ・百貨店を通じ全国各地のお客様にご縁を戴いております。
Takumiシリーズも20種類製作しておりますが、お客様のお好みによりサイズや色合などのオーダー製作もしております。

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