仏壇についての情報ページです

あんな時!こんな時!仏壇に関する情報

いざという時に困らない為に!

仏壇とは?

仏壇とは?

仏壇を一言でいうと「家の中のお寺」で、本来は仏様(本尊)に祈る場所です。

心の拠り所。心の弱った時や気持ちが塞ぎ込んだ時、祈れる場所があると心はずっと楽になります。

命の繋がりに感謝する場。仏壇には自分の命を繋いでくれた先祖に感謝をし、供養をする役割もあります。

悲しみを癒す場。大切な人を偲ぶ場、亡くなった人と語らう場として、悲しみを癒す役割があります。

宗派について

宗派によって様々なので、お気軽にお声かけください

御本尊は仏様です。御本尊を正式に祀られていない場合は、菩提寺であるお寺様にご相談して下さい。
本願寺派(西)・大谷派(東)は、当店にてお仏壇に合った掛軸の寸法を指導いたしますので、その大きさの掛軸をお菩提寺様にお願いして、本山から受けられると良いと思います。
破損、虫喰い等の場合は、低料金にて修復いたしますのでお気軽にご相談下さい。
また、八宗(禅宗)のお仏像・お掛け軸は当店に準備しております。

現在の傾向として仏壇の内陣も豪華になり、柱も多く立っています。
100代や200代表記のお仏壇に本山からお受けする100代や200代の掛軸を三幅掛ける事ができない状況です。
掛軸は一ランク小さめの掛軸を受けると良いでしょう。

床の間用掛け軸について

床の間があるご家庭で、一年中同じ軸を掛けたままにしておられるお家がありますが、法事や月命日などでお客様がいらっしゃった時に床の間に、山水など仏事掛け以外のお掛け軸が掛かっていることは非常に不自然です。
やはり仏事の席には掛軸もそれに合わせる事が重要です。

掛け軸にはいろいろな種類がありますが、本願寺(東・西)は南無阿弥陀仏の六字名号、禅宗(八宗)には、南釈迦牟尼仏・十三佛など仏事掛けになります。
また「無量寿(むりょうじゅ)」「佛心(ぶっしん)」のランマ額なども1階ショールームに展示しております。

御本山から受けられる標準御掛軸寸法
20代 19.7㎝ 9.1㎝
30代 27.3㎝ 9.1㎝
50代 34.8㎝ 12.1㎝
70代 43.4㎝ 15.2㎝
100代 51.5㎝ 18.2㎝
150代 66.7㎝ 24.2㎝
200代 79.0㎝ 29.4㎝

お仏壇の200代や100代などの大きさ表記の基準は、掛け軸(仏面)の本山指定寸法です。
掛け軸(仏面)は、20代から一貫様までの寸法が定められていて、例えば200の掛け軸が3幅かかるお仏壇を200代と呼ぶ訳です。
※宮殿の構造により、お仏壇の大きさ表示よりも小さい御掛軸を掛ける場合がございます。

法名名・御位牌について

宗派を問わず白木の位牌は告別式用です

法名軸・御位牌画像

・真宗(本願寺派・大谷派)では、法名軸に故人の法名をお寺様に書いて戴き、仏壇の側面に掛けて下さい。
一人だけ書く場合と仕切って大勢書く場合があります。地域によっては操出位牌を使用する場合がございます。
・禅宗(八宗)は、四十九日までに黒塗りの本位牌をお造り下さい。
長年白木位牌のままの方も見受けますが、成仏して頂く為にできるだけ早く本位牌をお造り下さい。
お位牌が沢山ある場合は、幅広位牌・繰り出し位牌にまとめると良いでしょう。
お位牌を造られる方は、御来店又はハガキにて原稿を送って下されば、1週間程度で仕上げいたします。
・過去帳は累代の先祖の法名(戒名)、亡くなられた月日、俗名、年齢などを記入し、どの宗派でも使います。

仏具の飾り方について

お仏壇の飾り方や仏具の配置は、ご本尊と同じように宗派によって異なります。
それぞれの宗派の基本的な仏具と飾り方をご紹介していきます。
地域によって多少飾り方が違いますので、詳しくは工匠館スタッフにご相談ください。

真宗大谷派(東本願寺)の飾り方

浄土真宗本願寺派(西本願寺)の飾り方

禅宗(曹洞宗・臨済宗)の飾り方

お仏壇・仏具のお手入れについて

せっかく高価なお仏壇を購入しても、手入れの方法が…
といったご相談をよくお聞きします。
確かに、芸術的な彫刻部分や光沢のある漆塗り、そして光輝く金箔の部分には、どうやってお手入れをしたら良いのか分かり辛いと思います。
かといって、お手入れをしないでいると、せっかくのお仏壇がどんどん傷んでしまいます。
下記ではそんなお仏壇のお手入れ方法を記載してありますので、ぜひご活用ください。

金箔の取扱い方について

金箔の取扱い方

金箔箇所は傷つきやすいため、決してこすったりしてはいけません。軽く毛払いで払う程度が良いでしょう。
毛払いは2・3年程で毛が抜けてきますので定期的に交換してください。
決してさわらぬ様にし、仏器や花立て等の上げ下げには十分に注意をして下さい。
金属の箇所は、塩分を嫌いますので、手で直接触れないように、布または紙を当てるなどして触れて下さい。
金箔箇所が、線香やローソクなどで黒くなっても、拭かない様に気を付けて下さい。
お仏壇の修復時にきれいに洗うことができます。

漆の取扱い方について

塗の取扱い方

漆塗の箇所は水分に弱いため、塗れた布の使用は避けて下さい。
ダスターなどで空ぶきする程度でお手入れをして下さい。
お天気の良い日には、できるだけ風通し良くし、湿気を防ぐことを心がけて下さい。

唐木のお手入れ

黒檀、紫檀といった唐木で作られたお仏壇の場合はよく絞った布で拭き、さらに乾拭きをします。
彫刻の部分は、鳥の羽根で出来た専用のハタキなどで丁寧に埃を払って下さい。

その他の仏具など

金箔、漆、唐木以外にもお仏壇には様々な素材が使用されています。
基本的には黒や茶に着色してある仏具は濡れ布巾で拭き、乾拭きするだけでも良いのですが、普段のお手入れが大切ですので、汚れが取れにくくなる前にこまめに埃を払うようにしてください。
特に手入れが必要なのは真鍮仏具です。
そのままにしているとどんどん色が悪くなってしまうので、専用の真鍮磨き剤を使って磨いて下さい。

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